イソフラボンの効果は以下の通りです。
- バストアップ
- 生活習慣病予防
- ダイエット
- アンチエイジング
イソフラボンの効果として有名なのがバストアップです。
バストにコンプレックスを抱えている女性は多いですが、そういった方は、サプリメントなどでイソフラボンを摂取してみるのもいいでしょう。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きを持っており、女性らしい体型に導いてくれます。
生活習慣病予防にもイソフラボンは効果があり、糖尿病や高血圧、肥満といった病気の発症リスクを抑えることが可能です。
またダイエットにも有効な成分です。
基礎代謝を向上させる作用や便秘解消効果もあるので、ダイエットをしたい人は摂取された方がいいでしょう。
そして、アンチエイジングにも効果を発揮します。
強い抗酸化作用を持っており、老化防止に効果的です。
そのため、イソフラボンはシミやシワといった様々な肌トラブルを防ぐのにもってこいの成分だと思ってください。
Contents
イソフラボンはどんな食品に含まれているの?
イソフラボンはどのような食品に多く含まれているのか気になりますよね?
メジャーな食品ならいいですが、マイナーな食品だと毎日摂取するのが難しいです。
きちんと摂取できるのか不安に感じるかもしれませんが、日本人なら知らず知らずのうちに摂取していると思ってください。
代表的な食品は以下の通りです。
- 納豆
- 豆乳
- 豆腐
- 油揚げ
- きな粉
- 味噌
見て分かる通り、全て大豆製品になります。
大豆製品には豊富なイソフラボンが含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。
私たちが普段口にしている食べ物が多いので、食べようと思えばそう難しくはないはずです。
和食中心の食事をしている人なら既に十分な量を摂取している可能性もあります。
中でも納豆と豆乳には豊富なイソフラボンが含まれています。
もし、大豆製品を使った料理を作れないという場合は豆乳を飲んだり、納豆を食べるようにしてください。
この2つなら手軽にイソフラボンを摂取することができます。
価格も安いので毎日口にしてもお金がかかりません。
と言っても、毎日、同じような料理ばっかり食べるのは辛いという方もいるはずです。
そんな場合は、サプリメントで摂取するのも良いでしょう。
イソフラボンの一日の上限摂取量って?
イソフラボンにも他の成分と同じように1日の上限摂取量が存在します。
その上限摂取量は1日70~75mgです。
イソフラボンを意識的に摂取する場合は、この摂取量を目安にしてください。
ただ、多少であれば、この量を超えても健康に害を与えることはないといわれています。
この摂取量を大幅に超える量を毎日摂取してしまうと健康被害に結びつく可能性があるということです。
具体的にいうと1日150mg以上摂取するのは過剰摂取にあたりますが、80mgをちょっと超える程度なら問題無いと思っていいでしょう。
そして、普通に生活をしていても、まず1日70~75mgを超えることはありません。
例えば、納豆1パックと味噌汁を口にしたとしても1日の摂取量はせいぜい60mgなので超えることはないです。
また、サプリメントや特定保健食品などを使ってイソフラボンを補う場合は1日30mgまでが理想で、残りは食事で摂るのがベストだといわれています。
イソフラボンを摂りすぎるとどうなるの?
美容や健康にいいことからイソフラボン配合のサプリメントやドリンクなどが数多く販売されています。
また、イソフラボンは普段の食事でも容易に摂ることができる便利な成分です。
しかし、だからといって摂りすぎると体に悪影響を与えるので注意しましょう。
イソフラボンを摂りすぎた場合、以下のようなことが起こるかもしれません。
- 月経異常の悪化
- 子宮ガンや乳ガンのリスクが高まる
- 胎児への影響
イソフラボンには月経異常を改善する働きがある一方、摂取量や体質によって症状を悪化させる可能性があります。
もしイソフラボンを摂取して、普段よりも症状が重いと感じた場合は量を減らしたり、避けた方がいいです。
子宮ガンや乳ガンといった女性特有の病気のリスクを高める恐れがあります。
これはイソフラボンを摂りすぎると女性ホルモンの分泌が過剰になってしまうためです。
そして、妊婦が摂りすぎるとお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。
そのため、妊娠中はイソフラボンを避けた方がいいです。
イソフラボンは体にいい成分ですが、摂りすぎてしまうと逆効果になるので、適量を守るようにしてください。
イソフラボンと組み合わせるといい成分って?
イソフラボンと一緒に摂取することで、相乗効果をもたらす成分があります。
その成分とは以下のようなものです。
- カルシウム
- 食物繊維
- ビタミンC
イソフラボンとカルシウムを組み合わせることで、骨粗しょう症を防ぐことができます。
骨粗しょう症は中高年の女性に多く見られる症状なので、積極的にこの2つを摂取した方がいいです。
食物繊維にはコレステロールの蓄積を防ぐ働きがあるので、イソフラボンと組み合わせることによって肥満予防になります。
コレステロールが気になるという方は食物繊維とイソフラボンと組み合わせてください。
美肌を目指すならイソフラボンとビタミンCを組み合わせましょう。
イソフラボンには女性ホルモンの分泌を活発にする働きがあるので、女性らしい肌に導いてくれます。
そこにビタミンCを組み合わせることで、コラーゲンの生成をサポートし、美肌効果がさらにアップします。
これらの成分とイソフラボンを組み合わせて、美容効果・健康効果を向上させてみてはいかがでしょうか?
イソフラボンは男性にも効果があるの?
イソフラボンは女性にしか効果がないと思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、実は男性にも効果があるのです。
男性が摂取した場合、以下のような効果が期待できます。
- 抜け毛や薄毛の予防
- 痛風予防
- 前立腺がんの予防
- 体臭予防
男性がイソフラボンを摂取することで抜け毛や薄毛の予防・改善ができます。
これは抜け毛の原因でもある男性ホルモンを抑えることができるからです。
抜け毛や薄毛に悩んでいる方はイソフラボンを意識して摂取してみてください。
痛風や前立腺がんといった男性がなりやすい病気の予防にもなります。
また、男性だけの話ではありませんが、体臭予防にも有効です。
男性ホルモンが多いと体臭が強くなるので、イソフラボンで女性ホルモンを活発にさせることによって体臭を和らげることができます。
ただし、男性も女性の場合と同じように過度に摂取するのは控えてください。
男性が過剰摂取した場合、性機能が低下したり、筋力が低下する恐れがあります。
イソフラボンって生理に影響する?
イソフラボンは生理に影響を及ぼすといわれていますが、本当なのでしょうか?
結論からいうと本当です。
イソフラボンの摂取量や摂取するタイミングによって、生理に影響を与えることがあります。
なぜなら、イソフラボンは女性ホルモンと深く関係しているからです。
まず、女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。
通常はこの2つのホルモンがバランス良く分泌されていますが、生理前後になると片方が優位になってしまいます。
この時にイソフラボンを摂取するとホルモンバランスが崩れることがあるのです。
そのため、安易に生理前にイソフラボンをするのは摂取するのはやめた方がいいといわれています。
ただし、人によってはイソフラボンを摂取することで生理の症状が軽くなったという人もいるので、一概に危険とはいえないのです。
生理の不快な症状が改善するのか、悪化するのかはその人の体質次第といった方がいいかもしれません。
イソフラボンとうつ病って関係あるの?
イソフラボンとうつ病は関係あるのでしょうか?
結論からいうと関係あります。
イソフラボンというと美容のイメージが強いかもしれませんが、うつ病にも効果があるのです。
その理由は以下の通りです。
- 自律神経をコントロールする働きがある
- トリプトファンが含まれている
まず、イソフラボンには自律神経をコントロールする働きがあり、これがうつ病にいいといわれています。
さらにトリプトファンが豊富に含まれているのも大きいです。
トリプトファンはうつ病と関係している脳内物質「セロトニン」を生成するのに必要です。
セロトニンが不足するとうつ病になりやすいといわれているので、トリプトファンを摂取することによって分泌量をアップし、うつ病を予防・改善できます。
こういったことからイソフラボンはうつ病にいいといえます。
ただし、だからといってイソフラボンを過剰摂取すると健康に害を与えてしまう可能性があるので、適量に抑えるようにしてください。